やっちゃんの読書日記

読んだ本を紹介するブログ

読書はアウトプットが99% 藤井孝一 読んでみた!No.8

読書をしてアウトプットをすることが最も重要なことだとは、散々言ってきましたが

 

では、読んだ本の内容全部をインプットして、アウトプットしなければいけない

 

こんな風に思った人がいると思いますが、決してそんなことはしなくていい!!

 

本書では、

本の10%でもアウトプットできたら、相当なアウトプットを実行できたと言えるでしょう。実際のところ本の内容の一つでも実行できたらそれで、十分なのです。 

 

そんくらいで、いいのかよと思った人もたくさんいると思います。

確かに、本の中から何か一つ学んで、実行できたらそれで成功なんだと思えたら、

気が楽だし、自分にもなんとかクリアできそうだと思えますよね。

 

本をせっかく読んだから全部をインプットして、アウトプットしてやろうなんて

考えたらダメなんですね、、、

 

僕は、意外と最初から最後までやらないといけない気がして、

最初だけ気合いを入れるんだけど最後まで続かないという典型的なタイプなので、

 

今までの考えを一新して、

本の一部だけでも理解して、実行に移せたらいいんだと

いう風に考えを改めて、どんどん本を読み、アウトプットして言っちゃおうと

思います。

 

皆さんもせっかく本を読んだんなら、血と肉にするために、

積極的にアウトプットして行っちゃいましょう!!!

読書はアウトプットが99% 藤井孝一 読んでみた!No.7

 

読書を毎日読む習慣を手にいれるためには、

 

「日常のルーチンワークの中に組み込む」こと!!

 

いや、それは、わかってるんだけど、それができたら

今この本読んでないよという声が聞こえてきそうですが、

 

安心してください。どのようにすると、

日常のルーチンワークの中に組み込むことができるかも、

本書には、しっかり書いてあります。

 

具体的な方法は、

人は、習慣化するために必要なことは、

まず、3週間続けること。

 

何が何でも3週間続けることができたら、次に3ヶ月続けることができたら、それはもう習慣化できたと自信を持って言って言いそう。

 

このとき、本を毎日1冊づつ読むなんて最初から高いハードルを設定するなんて

ことは絶対してはいけません。

 

まず、ハードルをぐんと下げて

例えば、本を手にしたらいいとかそのレベルのハードルに設定して

とにかく、続けるということをまず、最初の目標に設定する

これが何より大事であって、いきなり高い目標なんて作ったって、

絶対習慣化できずに終わってしまう。

 

必ず、習慣化したいことがあったら、まず、続けることを第一に!!

ハードルを最大限まで下げて、続けるということに注力する!!!

これは、本当に小学生の頃に学びたかった。。。

 

 

読書はアウトプットが99% 藤井孝一 読んでみた!No.6

本を読んだらアウトプットしなければいけないということはわかったんですが、、

じゃあアウトプットするためには、インプットをしなければいけないんですよと

思ったあなた、この本には、どんな風に本を読むと

効率よくインプットすることができるかの方法も教えてくれてるんですよ!

 

本の内容を効率よく自分の中に取り組むためには、

「斜め読み」が大事だそう。

 

斜め読みってなんやねんと皆さん思ったと思いますが、

つまり、本を全部読むんじゃなくて、拾い読みというか、

本の中の必要なことというか、本の興味がある部分だけを読むという方法。

 

この方法をとることで、乱読することができる。

一日一冊も楽に読書できるようになれるそうです。

 

この方法をとると本を読むスピードが格段に上がるんですよね、

だって全部読んでないんですもん。

 

ただ、著者も言っているんですが、本によって読み方を変えなければいけない。

小説とかは、精読しなければ内容を理解できなし、斜め読みは適していないです。

 

そりゃそうなんですが、、、、

 

あと本の乱読をすると本をたくさん買わなければいけない。

だとすると、「本にお金をかけるなんて」という人が出てきそうですが、

 

本は、将来の自分に対する投資と割り切って

本はじゃんじゃん買いなさいだそうです。

本にかけるお金は、将来の幸せに対する積立金という感覚を持って、

少しでも興味が出た本は、すぐAmazonとかでポチッとするべきなんだそう。

 

本は買って買って買いまくれば、いいんだそう。

とりあえず、本は買う癖をつければ、将来自分の人生が

開けるんだそう。

 

みんな本買っちゃいましょーーー!!1

 

 

 

 

読書はアウトプットが99% 藤井孝一 読んでみた!No.5

今回は、本の読み方について紹介したいと思います。

 

本に対する4つの誤解

1、本は全部読まなければいけない

2、前から読まなければいけない

3、綺麗に読まなければいけない

4、いつでも読める

 

この4つの誤解をまずとかなければ、本の使いかたを身に付けることができない。

まず、全部読まなくてもいい。これには、皆さんちょっとびっくりじゃないですか?

 

本は、最初から最後までしっかりと隅々まで読むものだと、

小さいころから教えられてきました。

学校の先生とかに読書感想文とかを書かされた時は、

全部読んでから書かないとけないと厳しく言われてきたし、

実際自分も守ってきましたし、、、

 

しかし、本というのは、実は全部読まなくていいものだったんです。

自分の興味のあるところ、目次を見てそこだけを読むといった読み方で、

十分なんですって。

 

全部絶対読まなくていいってなると、

なんかハードルが下がってとっかかりやすい気がしてきますね!

 

次に、前から本は読まなくていい。

これも正直、は?って感じですよね。

本って前から読んでいくようにできてるやつなんじゃないの?

てかそういう風に作られているものでしょ?と言いたくなりますよね!

僕も同じことを思いました。

でも、前から読まなくていいみたいなんですよ!

先に断っとくと、

小説とかは、前から読まなければいけないみたいです。

それはそうですよね。意味わかんないですもんね、

知らない人の名前とかバンバン出てくるでしょうし、、、

 

じゃあ何が前から読まなくていいのかというと、

ノウハウとかビジネス書なんですって

なんでかっていうと前までの章の話が分かっていなくても、今読んでいる章の中身は

わかるためなんだって!

 

いやそうかもしれないけど、几帳面な僕としては、やっぱり前から読んでしまうという癖が抜けないですな!

 

この本の中でどこを読むのかを決めることも、要約力を鍛えるいいチャンスなのかも。

 

次に、

本は綺麗に読まなければいけない。

これは、どういうことかというと、ほんに直接何かを書いたり、メモを書いたりすることは、してはいけないと思い込んでいる人が沢山いるとのこと。

 

実際、学校とかの教科書にメモとかをとった記憶は全くないけど、

なんでメモを書き込んだり、することがなかったかと思うと、やっぱり

先生や親に教科書を綺麗に使いなさいという言葉を

もらった記憶があるので、そういうところも関係しているのかもしれないですね。

 

最後に、本は、いつでも読める。

これは、本屋さんとかコンビニとかで、ふらっと寄り道して何気なく見た本が

気に入ったこととか皆さんありませんか?

僕は、何回かあるんですけど、その時は、欲しいけど、今買ったら荷物になるしな!とか、金今持ってないからまた今度でいいやとか思っちゃいますよね!

僕がまさにそうなんですけど、そんな風に思ったら、本の巡り合わせに感謝して

すぐ買うようにしなければいけないとのこと!

 

本は、いつでも読めるから後回しにしようなんて考えたりしない。

出会った本で少しでも

気になったりしたら、後回しにしないで

必ず買ってしまうようにしなければいけないんだそう

 

この本に対する4つの誤解を解かなければ、

本を血肉に変換することはできないとのこと!!

 

本に対する考え方を修正していかなければ!!!

 

 

これ、いったいどうやったら売れるんですか? 永井孝尚 読んでみた! No4

 

これ、いったいどうやったら売れるんですか? (SB新書)
 

 

あの行列のプリン屋が赤字の理由〜価格戦略

・安くて美味しいプリン屋なのに赤字
→毎日200個がすぐ完売。味も美味しい連日行列ができる。
 
しかし、店主は日中トラックの運転手をしている。
つまり利益度外視の安さを実現しているため赤字になっている。
 
利益=売上ーコスト
ここで考え方として、「コストは事実。売上は戦略」という考えかたを持つことが大切になる
マーケティングの発想で価格戦略をじっくりと考えるべき!
 
価格を決定するための方法
・コスト基準型
→コストがいくらかかるから利益をいくらにするという考え方に基づいて決める方法。
メリットは価格を簡単に決めることができる。
デメリットは、他者の価格を考えていないこと。→割高と買い手に思われてしまうとその値段ってどうなのと思われ、売れなくなってしまう。
 
・価値基準型
最初に「こんな価格でこんなものを作ろう」という考え方に基づいて決める方法。
メリット→顧客視点で価格を決めるので、お客さんのニーズを捉えやすい。
デメリット→コストの範囲で商品を作るのは意外と難しい。
 
・「安さ」と「ブランド」の両立は難しい。
例)ユニクロ=安いのイメージが強すぎて、「ブランド」思考に転換しようとしたが、失敗。
 
価格以外のプリン屋を繁盛させる方法
①トッピングをつける
→オプション製品の価格設定。
②プリン教室を開く
③レシピを出世払いで売る
 

・商売が収益をあげて継続でき、成功するかどうかは、価格戦略次第、マーケティング次第

 

これ、いったいどうやったら売れるんですか? (SB新書)
 

 

これ、いったいどうやったら売れるんですか? 永井孝尚 読んでみた! No3

 

これ、いったいどうやったら売れるんですか? (SB新書)
 

 

雪の北海道でマンゴーを育てる

 
十勝で冬にマンゴーを作っている
→夏に冬に降った雪で大型ハウスを冷やし、冬場は十勝温泉の温水でハウスを温めることで、マンゴーを夏だと勘違いさせて冬にマンゴーを作っている。十勝は全国でも日照時間がトップクラスなのでこの方法が成立している。
 
なぜまた、冬にマンゴーなのか?
→マンゴーは贈答用としてよく選ばれるため、年末にマンゴーがあれば、売れると感じていた。
 
さらに、宮崎のマンゴー生産者の方から、十勝の人に、「十勝なら日照時間もあるし、温泉もあるから冬場にマンゴーをつくれるんじゃないの?」という打診があったことがきっかけだそう。
マンゴー生産者は、マンゴーを流行らせたいが、冬は寒くて宮崎じゃ作れない。
宮崎のマンゴー生産者にとってクリスマスにマンゴーを出荷するのが長年の夢だったそうだ。
 
しかし、宮崎のマンゴー生産者にとって、十勝でマンゴーを作られることは、ライバルとなるのではないか?
→その心配はなく、宮崎のマンゴーは春から夏にかけて、北海道は、冬に出荷されるため、市場では競合せず、むしろ年中マンゴーを食べれるということで、マンゴーの需要も拡大する。
 
このように他社の商品が買われることで、自分たちのお客さんもより高い価値を得る相手のことを
マーケティングでは補完的生産者と呼ぶ
 
十勝のマンゴーは、一見すると農産物の商品開発であるが、実際は冬にマンゴーをたべるという顧客開発を実現している。
 
このように、
商品開発の目的は、商品を作ることではなく、商品を使うお客さんを創り出すということ
 
本来の「イノベーション」の意味価値を創り出して社会に変化を生み出すことだ
十勝マンゴーも「真冬にトロピカルフルーツを食べる」というお客さんを生み出したイノベーション
 
・ではどうしたら十勝マンゴーのように成功する商品開発のためにはどうすればいいのか
お客さんのニーズの考え方が重要なカギになる
①お客さんも気づかないニーズを捉える→成功する
②商品中心に考える→失敗する
③お客さんの言いなりになる→失敗する
 
①お客さんも気づかないニーズを捉える
商品開発を成功させる→お客さんを創り出す
最初にお客さんも気づかないニーズを捉えることが必要
昔の米国では「口臭」という概念があまり一般的でなかった
しかし、他人の口臭に悩む人は多かった。
そこで、
「口臭で人間関係が悪くなります。口臭を予防しましょう」と提唱
「気が付かなかったけど、自分も口臭で迷惑をかけてるかもしれない」
 というお客さんを創り出した
 
・商品開発の主役はお客さんで商品は脇役
商品開発ではなく顧客開発という考え方が重要
お客さんの言いなりになると失敗する
→プロダクトアクトに陥ってしまうと失敗してしまう
 
・そうならないためのコツ
「そもそもお客さんって誰だっけ?」
「これってお客さんにとって、何がいいの?」

 

これ、いったいどうやったら売れるんですか? (SB新書)
 

 

これ、いったいどうやったら売れるんですか? 永井孝尚 読んでみた! No2

 

これ、いったいどうやったら売れるんですか? (SB新書)
 

 

人はベンツを買った後

どうしてベンツの広告を見てしまうのか

高い買い物をした後人は「本当に買ってよかったのか」と不安になっている
これを解消するために人は広告を見てしまう。
認知的不協和の解消
 
「高かったけど、いい買い物だった」という思いと、「でも、実は間違いだった?」という不安。
この二つを認知を解消して、「やはり自分は良い買い物をした。よかった。」と自分を納得させるために、人は買った後ほど、広告を眺めてしまう。
 
つまり売る側になったときは、たかい商品を売った時ほど、売ったあとのフォローが大事である。
お客さんの「買って良かったのか?」という不安を解消することができると、やっぱり買ってよかった」と思ってくれて、その後も継続して「顧客」になってくれる。
 
ベンツはそこがうまい!!
ベンツを買うと、ベンツオーナー専用の会員サイトに入れるようになり、自分のドライブ遍歴を見れる。さらにオーナーだけが集まるコミュニティーにも参加できるようになる。新型モデルの発表パーティーにも参加できるようになり、他のオーナーとも交流をすることができるようになる。
さらに、ベンツのオーナー歴が10年、または、走行距離が10万キロ以上超えたお客さんを表彰する「オーナー表彰制度」もある。
安全面のサポートもしっかり充実している。
 
買った直後のアフターケアによって継続的なファンになる顧客を作ることに成功している。
 
ターゲットと定めたお客さんを恣意的に企業、お店が選ぶことがある。
ベンツ・・今まで、主力車は、大きな高級車で、医者、弁護士、成功した経営者つまり、「ベンツに乗る人=成功した人」という位置付けだった。
しかし、今は、地球にやさしい燃費もいいコンパクトカーが人気。
そこで、ベンツも新世代コンパクトカーに、バリエーションを増やしている。
つまり、新世代コンパクトカーは、「いつか成功したいと考える人が乗る車」といういちづけになった。
「成功したい」と考える「若い会社員」をお客さんに選んだのである。
 
しかし、次世代コンパクトカーを投入しても、世の中のイメージは、「ベンツは高根の花」というイメージがある。そのため、売り方を変え、今までのびしっとしたスーツ姿の人が高級そうな雰囲気の中売るのではなく、イオンなどで買い物袋をぶら下げたおっさん相手に売っている。さらに、認知の拡大をおこなうために、カフェを開きそこで、ベンツの良さについてお客さんに知ってもらう取り組みをしている。
 

・お客さんの分類の仕方

お客さんは顧客ロイヤリティーで分類する。
潜在客→見込客→新規客→リピータ→贔屓客→ブランド信者
*ロイヤリティー・・・「思い入れ」
 
顧客ロイヤリティーが高いお客は、会社に莫大な利益をもたらしてくれる
「商品は販売して終わりではない。始まりだ」
 

・顧客ロイヤリティーを高める唯一の方法

  →顧客満足を提供し続けること
 
顧客満足を得るときは、
期待もしていなかったサプライズを受ける
 
つまり、式で表すと
ブランドは、顧客満足という事実の積み重ねでのみ作られる
 
つまり、「あの商品は満足度が高い」と思われれば、それがブランドになり、ブランド資産となる
ブランド資産=目に見えないお客さんの評判
この「あの商品は満足度が高い」という状態を実現するには、いかにターゲットを絞り込めるかにかかっているつまり、バリュープロポジションで考えるターゲット顧客が役に立つ
*ブランドは形成するのは大変だが、崩れるのは一瞬
顧客満足という小さな事実が時間をかけて徐々に蓄積されていくが、この蓄積がないと徐々に崩壊する。
 
商売で成功するためには

お客さんの期待をいい意味で裏切ることを続けるということ

なんやね!

 

これ、いったいどうやったら売れるんですか? (SB新書)